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北海道大学からお客様がいらっしゃいました!

北海道大学大学院の藤井准教授と北海道大学工学部4年の中根さんが来社され、麓郷の水車小屋や小水力発電所建設候補地などを見学されました。ご挨拶の後の説明や現場での説明時にはもちろんのこと、現場に向かう車内でも様々な質問が飛び交っていました。この経験をもとにいい卒業研究にできるよう頑張っていただきたいですね!

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コメント: 2
  • #1

    盛田恵子 (火曜日, 04 4月 2023 09:12)

    南富良野在住です 自然の川で発電できる水車をネットで知りました 水車の自然への影響はありますか? 大型のプラントを使った水力発電と併用すればエネルギーの自給を水力だけで賄うことは可能でしょうか 大きな風車を使わない形の風力発電も風の強い場所なのでいいかもしれません

  • #2

    有限会社三素 (火曜日, 04 4月 2023 11:25)

    盛田様
     コメントありがとうございます。
     有限会社三素の家次奎多と申します。

     この水車を設置する際には事前に河川と河川周辺の生態系の調査を行い、生態系への影響が限りなく少ない規模で設置を行いました。この写真の水車は本当に自然河川で発電できるか試験的に設置したものになり発電量はごく少量です。実際には水車を河川に直接設置するのではなく、河川周辺に設置し、河川から取水した水を傾斜の落差を利用して、勢いよく水車にあてることで効率よく発電し、利用した水を元の河川に戻す形が一般的です。こちらは、小水力発電などで検索すると出てきますので参考になれば幸いです。
     大型のプラントというのはダムによる水力発電という認識でしょうか?ダムは生態系への影響も大きいので、先ほど記述いたしました小水力発電を数か所設置することができましたら、エネルギーの自給自足に近づくかもしれません。ですが、小水力発電を設置するためには河川を利用するための権利を河川の規模によって国や道、自治体からいただくための手続きを行う必要があります。
     24時間発電し続けられる水力に比べ、太陽光や風力は天候や時間帯に大きく左右されます。そのため、それだけでエネルギーの自給を行うと考えると、24時間の消費電量を賄えるバッテリーとそのバッテリーを満充電にできる規模の施設が必要となり、大きな風車を使わない形であれば、小さな風車をたくさん設置することになります。